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4.和歌山県中学校総合体育大会について

 

和歌山県中学校総合体育大会は昭和39年度に紀北・紀南の両地区での開催を一本化して以来和歌山市を中心に実施する年と、和歌山市以外で実施する年と開催地を交互に変えて実施してきたが時代の流れとともに集中開催の気運が高まる中、学校における運動部活動に対する諸問題の提起もなされるようになった。

 

(1) 県中体連の課題

(ア)生徒減による諸問題

運動部設置数の減少

指導者の高齢化と減少

県中体連運営費の地方中体連分担金の減少(算出基準が一人当たりX円のため)

その他

(イ)一部地方の学校による生徒派遣旅費の負担増

(ウ)専門部の衰退

(工)その他

 

(2) 県中学校総合体育大会ブロック開催の背景と経過

平成6年度事務局内で話題となり県中学校総体の開催方法の変更が検討され予備提案がなされた。その概要は次の通りである。

和歌山県中学校総合体育大会ブロック開催について

平成8年度より、和歌山県中学校総合体育大会をブロック持ち回りで開催しいろいろな困難が予想される中、和歌山県の中学生の競技力向上および地方中体連の組織の強化を図るとともに学校における部活動の充実を目的とし開催する。

*8地方の中体連を隣接した地方中体連で4ブロックに編成する

東牟婁・西牟婁ブロック

日高・有田ブロック

和歌山・海草ブロック

那賀・伊都ブロック

 

(3) 期待される成果と問題点

 (ア)成果(イ)問題点

各地方スポーツの普及と振興開催地の施設設備の不備

(各学校運動部活動の活性化)開催地の宿泊施設の不足

生徒派遣旅費の均等化競技役員の育成と派遣旅費

競技役員や指導者の育成

地方中体連の組織強化と活性化ブロック開催種目の調整

 

(4) ブロック開催可能種目予備調査の実施

種目 伊都 那賀 和歌山 海草 有田 日高 西牟婁 東牟婁
陸上競技
軟式野球
震栂洌ル
舗攬涙為
舗醜?涙為
震鎮峠
卓球
剣道
柔道

 

 

 

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